患者の声に寄り添って医薬品開発に取り組む概念「Patient Centricity」の推進を、長きにわたって医薬品開発をサポートしてきた実績及びインクロムが保有する20万人以上のボランティアパネルと製薬企業間とのマッチングをサポートすることによって、より価値の高い医薬品開発の実現をめざします。

サポートの一例

オンラインインタビューのマッチアップ

インクロムが保有する詳細な医療情報データベースを活用し、製薬企業が求める疾患、服薬状況、臨床検査値を背景に持つパネルを抽出し、マッチアップさせることにより、患者の声を届けるサポートを行います。
その他、2.6万人以上の治験参加経験者パネルの中より、PK採血、服薬日誌の記入といった治験特有の実施内容の経験者を抽出することも可能です。

20万人を超えるボランティアパネルにヒアリングを実施

インクロムは、医療法人平心会と連携して20万人以上のボランティアパネルを保有しています。ここから、年齢や病歴を絞ってアンケートやインタビューを行うことが可能です。たとえば、注射剤と経口剤を比較した場合の意識調査や、プラセボ群を設定することへの意識調査など。この結果を、患者の立場に立った医薬品開発の実現に活かすことができます。
なお、このパネルには、ボランティアの既往歴や薬剤服用歴などの詳細な医療情報も含まれています。これを活用して、クライテリア(選択・除外基準)の影響度調査を行うことも可能。効率的かつ正確なプロトコールデザインに活かすことができます。

20万人を超えるボランティアパネルを活用した疫学的調査

インクロムは、医療法人平心会と連携して20万人以上のボランティアパネルを保有しています。ご要望に応じた調査範囲を設定し、市場実態を把握するための疫学的調査を行うことが可能です。たとえば、疾病毎の薬剤治療における使用実態についての調査や食生活などの生活習慣におけるさまざまな実態調査が可能です。10万人規模による調査ですが、統計学的な傾向を費用負担も少なく掴むことが可能です。

治験や被験者心理を熟知したスタッフがアドバイス

インクロムでは、40年にわたる治験支援を通じて、多種多様な実績を積んできました。さまざまな治験に携わり、数多くの被験者に寄り添い支えてきたスタッフが、その知識と経験を活かして、患者中心の試験を実現するためのアドバイスを行うことが可能です。たとえば、治験期間中の諸検査に対する被験者への制限の程度や薬物動態採血を含む経時的に行う検査などの現実的なポイントの設定に関して、被験者の立場に立ったアドバイスを行います。

その他

上記以外にも、インクロムが保有する20万人以上のボランティアパネルと、蓄積された治験実施のノウハウを活用し、「Patient Centricity」の推進をサポートしてまいりますので、遠慮なくお問い合わせください。